パチンコファンの心をわしづかみにしそうな機種がデビューを待っている。サンセイR&Dの新作「CR忍術決戦 月影」だ。主人公が敵を倒せば大当たり&確変継続となるバトルタイプの王道であり、なおかつ通常時には今までにないゲーム性も備えている。もちろん、あの牙狼を生み出したメーカーらしく、爆発力も申し分なし。7月上旬が楽しみだ。
バトルタイプの場合、確変中は面白いが通常時はつまらないという機種が多い。大当たり確率が約400分の1だと、初当たりがなかなか引けないので、余計にそう感じてしまう。ところが、CR忍術決戦 月影には、通常時の退屈さを回避するためのゲーム性が搭載されている。それは2つの「ミッション演出」だ。ひとつは「潜入ミッション」で、城内へと潜入できれば2R確変もしくは2R通常もしくは小当たり。
本機種では通常時は図柄がそろっての大当たりが半分、残りの半分が2ラウンドとなるため、ミッション演出が生きる。図柄がそろうか否かを楽しむ通常の予告やリーチ演出はもちろんありつつ、大当たりへの別のルートとして、ミッション演出があるからだ。通常の演出が出現すれば16R大当たりへの期待が持てるし、ミッションが発生すれば2ラウンドに期待できるわけだ。潜入は5種類、城内は3種類のミッションがあり、それぞれに期待度が異なる。これならば400分の1の通常時も恐るるに足りず。むしろ楽しみとなるに違いない。
確変=バトル中は最上級の演出が味わえる。主人公の焔(ほむら)が猛鬼改(もうきかい)や隼、紫電といった敵たちと忍術で戦う。お助けキャラはCRかぐや物語(2006年)の主人公、夢月(ゆづき)。バトルに勝てば、ラウンド振り分けなどはなく、問答無用で全て16Rの大当たりとなる点もうれしい。