ATARI特集
ATARI特集 公開日:2015年2月27日/更新日:2019年10月21日
店長吉田がマジネタをお届け!『 業界裏情報最前線』
ホルコンを自在に操る闇の店長・吉田。
攻略法対策を施すために常に様々なてを打ってくる男が、最新裏情報をお届けする。
ホール経営者に対する逆風はまだ続きます。
ホール店長の吉田です。
2月には真・花の慶次が導入され、3月には機動戦士ガンダム、4月にはミリオンゴッド。
有力な新機種が登場することでホールが活気づくことはいいことですが、それを告知する方法に制限があるため、頭を悩ませているところです。
現在はイベントや広告の類がほとんど禁止されて、常連のお客様以外に周知する方法がほとんどなく、困っている状況です。
パチンコ産業自体はどのようになるのか
どんな業種であっても、広告宣伝というものは非常に大切なものです。
例えば飲食店。
どんなに美味しい料理を作っていても、お客さんが来なければ味わってもらえないからです。
現在はSNSなど、お客様に対するアプローチの方法は多様化しています。
しかし、現在のパチンコ店経営者にとって使える手段はごくわずか。
魅力的な広告ツールがあっても手をこまねいているしかないわけで、新規顧客を囲い込みたいという願いが空転しているのが現状です。
地域差がありますので詳しくは書きませんが、これからしばらくは広告を控えるしかない上に、店内POPなどもあまり過激なものを使えないです。
カジノ法案もあい重なって、パチンコ産業の在り方自体が大きく方向転換することになるかもしれませんね。
かろうじで望みを託しているのは、一時代前のようにイベントは全く使わずに出玉でアピールする方法が通用すれば・・・ということです。
初めて足を踏み入れたお店で「出ている」とイメージを持てばお客様は遊んでみようという気持ちになります。
ホルコンによる出玉操作で、そうした状況を常に作り出せればいいのかなと思っているわけです。
浮いた広告宣伝費を出玉に回すことで、本来のパチンコ店の基本である出玉による還元を果たせるのならば、ファンにとってはいい方向に変わるでしょうからね。
現時点で固定客が少ないホールは、本当に大変です。
来店してもらうための広告が打てないのですから、地道にお客様に気に入られるようにするしかありません。
そういう意味では、単一店舗で展開しているお店や中小のチェーンは大変です。
某大手チェーンのようにすでにブランドイメージを確立している企業のみが生き残ることになりかねません。
こうして書いていて思ったのですが、大手チェーンが結託して、弱小チェーンを潰し、パチンコ市場を独占状態にしようとしているのではないか?
という歪んだ考え方すら浮かんでしまいますね。
幸いにしてウチのチェーンは、多少なりとも積み上げてきたブランドイメージがあります。
それもこれも自分をはじめとした現場の店長が上手にホルコンを操作してきたからこそだと自負していますが、勝ち組として生き残るためにはより一層の出玉操作が必要になると考え、出す時は出し、抜く時は抜くというメリハリをつけたいと思います。
不幸にも回収日に来店したお客様には大変申し訳ないのですが、これも生き残りのため。
ご了承下さい。